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<千里ニュータウン内の団地一括建替え>
従前マンション名(供給元) 東丘住宅(大阪府住宅供給公社)
所在地 大阪府豊中市新千里東町
  建替え前 建替え後
建物建築時期 昭和43年(1968年)竣工 平成24年(2012年)竣工
敷地面積 12,148.19㎡ 12,148.19㎡
延床面積 9,234.00㎡ 29,352.30㎡
建物形状 階数・棟数 地上4階建 5棟 地上10~12階建 4棟
構造 鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造
住戸の状況 総戸数 住戸152戸 住戸246戸
間取り 3DK 2LDK~4LDK
各戸専有面積 54.13㎡ 64.10㎡~115.15㎡
建替え決議等 団地一括建替え決議を実施
事業手法 マンションの建替えの円滑化等に関する法律に基づくマンション建替事業(組合施行)
仮住居の確保方法 個別相談会を開催して、希望者に個別紹介 (公的賃貸住宅、民間賃貸住宅等)
補助制度等の利用状況 なし
建替えを必要とした理由
建物、設備、施設の物理的、機能的、社会的な老朽化
生活が不便なため外部居住者が増加し、維持管理において困難が伴うこと
特徴等
千里ニュータウンに位置する東丘住宅では、同ニュータウン内の老朽化団地が建替えの萌芽期を迎えた頃、平成8年から平成15年にかけて、再生に向けた検討がなされた際に、全部譲渡方式による建替え計画を断念した経緯がある。
平成16年より、再度、団地再生策の検討がなされ、平成18年5月には建替え推進決議が可決され建替え事業化が図られる中で、事業手法として円滑化法に基づく組合施行方式が選択された。
開発行為の許可申請等で全員の同意が求められたが、平成20年9月に国土交通省が通知した技術的助言により、売渡し請求を受けているものの同意取得は不要となり申請が受理され、許可となった。
平成19年の建設費高騰、及び、平成20年のリーマンショックによる、二度の事業計画見直しを経て平成23年4月に着工した。
「千里の原風景の再生」を建替えのメインテーマとし、地域の気候風土に合った樹種を選択し、約8,600本の在来樹を植樹、また、地域で産出される石材を採用。共用棟の屋上にも里山を手本に植樹し、千里の公園・北摂の山々との生態系ネットワークを育むことを試みた。
建替えの経緯
1996年   建替え検討開始
2002年 5月 初代建替え事業協力者決定
2003年 全員合意得られず初代事業協力者撤退
2004年 10月 建物対策協議会設立
2005年 7月 修繕アドバイザー・建替えアドバイザー導入総会承認
2006年 5月 建替え推進決議
2006年 10月 事業協力者選定開始
2007年 4月 積水ハウス㈱・㈱長谷工コーポレーションを事業協力者に決定
2007年 12月 建替え実施計画説明会実施
2009年 2月 団地一括建替え決議
2009年 11月 建替組合設立認可
2010年 6月 権利変換計画認可
2010年 9月 解体工事・開発工事着工
2011年 4月 本体工事着工
2012年 11月 竣工(工事完了公告)
2013年 10月 建替組合解散公告
コンサルタント・事業協力者等
コンサルタント ㈱都市問題経営研究所
参加組合員

積水ハウス㈱・㈱長谷工コーポレーション

 
建替え前   建替え後
東丘住宅
グランドメゾン千里中央東丘
東丘住宅 グランドメゾン千里中央東丘
建替え前配置図   建替え後配置図
東丘住宅配置図 グランドメゾン千里中央配置図
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