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<大規模修繕の経験からプロジェクトを企画>
事例番号 A−013
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
 
工事内容 給排水管更新工事
  • 耐久性 耐用性 給排水管の更新、埋設給水管は耐震性に強いPE管、ピット内はローコストのHIV管、縦管はSUS管を使用
    性能向上工事
  • 環境・省エネルギー性 開口部改修(ペアガラス用のサッシに交換)
    玄関扉取替(高断熱、二重錠付に交換)
  • 耐震性 玄関扉取替(耐震ヒンジ付に交換)
    下記費用・工期に
    含まれない工事
  • 高齢者対応 建物内階段に手摺(2006年)、エントランス階段にスロープと手摺(2012年)
  • その他 駐車場増設(計3回)
    費用・工期 給排水管更新工事 約197,000千円 工事期間
    性能向上工事 約554,000千円
    (住宅金融支援機構借入:200,000千円)
    工事期間
    実施時期
    給排水管更新工事 平成21年(2009年) 実施時築後年数 30年
    性能向上工事 平成24年(2012年) 実施時築後年数 33年
    所在地
    埼玉県坂戸市千代田4丁目
    建物の概要
    建築時期 昭和54年(1979年)竣工
    階数・棟数 地上2階・5階・14階建 34棟 戸数 889戸
    敷地面積 延床面積 59,526u
    構造 鉄筋コンクリート造、プレキャストコンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他
    特徴
  • RC2階建5棟、PC5階建21棟、RC5階建2棟、RC8階建3棟、SRC14階建3棟という建築規模別に13パターンの営繕計画を策定
  • 内部の建築、金融、法律の専門家が、外部のコンサルタントを活用
  • 規模の大きな管理組合を組織的に運営している
    <給排水管更新工事>
  • 長期修繕計画の予定に則り実施、修繕積立金を充当
    <性能向上工事>
  • 住宅エコポイントの延長や消費税増税を考慮し、平成21年(2009年)から準備開始
  • 長期修繕計画を前倒しし、東日本大震災前に決定できたことで、エコポイントを得、コストダウンもできた
    活用助成制度
  • 住宅エコポイント(49,750千円)
    経緯
    平成14年     プロジェクトを立ち上げ、建築後60年以上快適に暮らせる計画作りに着手
    平成15年     中長期営繕計画を改訂、以後5年毎の見直しを義務付け
    平成18年     建物内階段室に手摺設置
    平成20年     第1回計画見直しで、修繕積立金の値上げと、2035年まで値上げしない計画に見直し
    平成21年     給排水管更新
    平成24年     性能向上工事、エントランス階段にスロープと手摺設置
    平成25年     屋根付き駐輪場を整備
    平成29年     IHヒーター対応(予定)
    業者選定 管理組合の決断力と業者選定時のノウハウにより、コストダウンを実現
    設計・施工
     
    竣工写真
    外観 開口部の取替
    外観 開口部の取替
    住棟入口の改修
    住棟入口の改修
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    マンション再生協議会