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<分譲マンション共用部分改修費用助成制度を使って性能向上を行った事例>
事例番号 E −027
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
     
工事内容 大規模改修工事
  • 耐久性 耐用性 外壁塗装に際し、汚れやすい所に水切りを設けて、塗装の保護を行った
        雑排水管が錆による劣化で排水障害を起こしているため、更新工事を行い、通気管の設置スペースがないため、正圧と負圧の制御弁を設けた
        アルミサッシが築年数の経過により、隙間風や開閉不良などの不具合が多数発生していたため、障子の交換工事を行った
        エレベーターの準撤去工事を行った
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  • 耐震性 玄関ドアを更新し、全戸耐震ドアにした
        雑排水管の更新により、耐震性に配慮した配管とした
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  • 防災性 インターホン設備は、緊急時の対応可能な方式に更新し、管理室と居室の双方向通信を可能とした
    工事費・工期 大規模改修工事 約197,000千円
    (上記工事費を含む、内助成金約108,000千円)
    工事期間
    実施時期
    大規模改修工事 平成21年(2009年)〜平成22年(2010年) 実施時築後年数 27年
    所在地
    東京都中央区
    建物の概要
    建築時期 昭和57年(1982年)竣工
    階数・棟数 地上 9・11階建   2棟 戸数 住宅 104戸 
    敷地面積 延床面積
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他  
    特徴
    大規模修繕工事と同時に実施
  • 今回の修繕工事は、性能向上の内容が組合員の居住性の向上に繋がるものであったため、問題なく過半数の議決が得られ採択された
  • 排水管の改修は、居室に入っての工事となるため、説明会を2回に分けて行い、説明会は実際の材料に触れる機会や、質問時間を長く設けるなど工夫した
  • 管理組合より漏水の心配がなくなったこと、安全性が増したことで安心できるとの感想があった
  • 大規模修繕工事に際し、単に建物がきれいになるだけではなく、生活しやすくしたいという意見が修繕委員からあり、また、中央区からの助成もあったので、性能向上まで仕様に盛り込むことが出来た
    活用助成制度
  • 中央区都市整備公社の分譲マンション共用部分改修費用助成
    経緯
    平成21年 大規模改修工事着工        
    平成22年 大規模改修工事完了       
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
    完成写真
    雑排水管更新   耐震ドア設置
    雑排水管更新   耐震ドア設置
         
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    マンション再生協議会