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<震災復旧工事と耐震補強工事を同時に実施した事例>
事例番号 E −009
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
         
工事内容 耐震改修工事
  • 耐震性 耐震壁補強、柱補強、震災復旧工事
    工事費・工期 耐震改修工事 約112,000千円(内助成金38,500千円) 工事期間
    実施時期
    耐震改修工事 平成23年(2011年) 実施時築後年数 24年
    所在地
    宮城県仙台市太白区長町
    建物の概要
    建築時期 昭和62年(1987年)竣工
    階数・棟数 地上10階建 1棟 戸数 69戸、非住宅8戸
    敷地面積 延床面積
    構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
    その他  
    特徴
  • 震災被害は、北側外壁と柱部のX状のクラックが目立った
  • その他、工事の際に住戸間の耐震壁や3〜5階床スラブにクラックが発見されたが、震災によるものかはわからない
  • 理事長が管理人を兼任しているため、クラック箇所をすぐに発見、理事会で状況説明もでき、話が通りやすかった
  • 北側外壁の被害が大きかったこともあり、まず理事会のみの承認で3.11から2週間後には工事発注した
  • 総会は9月に開催しスムーズに過半数で議決した。結果的に早期に対応できてよかった
  • 地震保険が下りたのと、市の応急修理制度により助成を受け、東日本大震災による被災修繕と同時に2期に分けて実施
  • 震災復旧も同時にできたのでこれからは安心だが、理事が高齢化しつつあるのが課題
  • その後、給配水管の更新も行い、今後はEVの更新について検討していく予定
  • 駅に近く好立地条件なこともあり、また耐震改修の評価もあるのかもしれないが、3.11後は賃貸の住戸も埋まり、売値も200〜300万円程度上がっているとのこと
    活用助成制度
  • 仙台市:住宅の応急修理制度
    経緯
    平成23年 3月   東日本大震災で被災
    平成23年 3月   理事会承認により工事発注
    平成23年 9月   総会承認
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    設計工事監理業者
    改修施工業者

     
    工事写真
    復旧工事全景   北側壁面 炭素繊維巻補強工事
    復旧工事全景   北側壁面炭素繊維巻補強
    大震災による被害  
    大震災による被害  
         
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