TOP > 改修事例 > 大規模改修・耐震改修事例−1 > B-057

<4年をかけて電気、給排水の改修を行った事例>

事例番号 B−057
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
     
工事内容 電気幹線改修工事
  • 耐久性 耐用性 各戸の電気容量を30Aから60Aにし漏電ブローカーを設置、6回路から8回路へ増設した
  • 高齢者対応 高齢者が火を使わず調理できるIHヒーター対応となった
    給水改善工事
  • 耐久性 耐用性 地下貯水槽を廃止し、給水増圧工事、給水管更新を行った
  • 耐震性 白ガス管を耐震性のあるポリエチレン樹脂管に交換
    給湯管更新工事
  • 耐久性 耐用性 銅管からポリエチレン樹脂管に交換
  • 耐震性 耐震性のあるポリエチレン樹脂管に交換
    排水管更新工事
  • 耐久性 耐用性 共用・専有部とも排水管を取替え今後30年の耐久性を確保
    工事費・工期 電気幹線改修工事 約43,000千円 工事期間
    給水改善工事 約50,000千円 工事期間
    給湯管更新工事 約36,000千円 工事期間
    排水管更新工事 約62,000千円 工事期間
    実施時期
    電気幹線改修工事 平成21年(2009年) 実施時築後年数 32年
    給水改善工事 平成24〜25年(2012〜2013年) 実施時築後年数 35年〜36年
    給湯管更新工事 平成25年(2013年) 実施時築後年数 36年
    排水管更新工事 平成25年(2013年) 実施時築後年数 36年
    所在地
    建物の概要
    建築時期 昭和52年(1977年)竣工
    階数・棟数 地上5階建 10棟 戸数 250戸
    敷地面積 延床面積
    構造 壁式鉄筋コンクリート造
    その他 エレベータ無
    特徴
    <電気幹線改修工事>
  • 大規模修繕工事とは別に独立して実施した
  • アンケートで、30Aの電気容量にほぼ全員不満で反対者は1、2名でとわかり、合意形成も問題なかった
  • ブレーカーが落ちる不便な生活が改良出来てよかった
    <給水改善工事>
  • 大規模修繕工事と同時に実施した
  • 管の調査結果から劣化が進行しており、今後30年以上安全安心な飲水を供給できる条件として以下を掲げた
    ・既設地下貯水槽を撤去し増圧給水とする
    ・配管は白ガス管から樹脂管に専用部も含め更新する
    ・耐震性強化
    ・維持管理費削減
  • 管理組合ニュースを発行し他団地の工事例なども周知、各号棟会議を開催して話し合いを持った
    <給湯管更新工事>
  • 大規模修繕工事と同時に実施した
  • 銅管のためハンダ付部から漏水が多発し、住民同士の不仲に発展したため、アンケートを実施し、更新の要求が高まっていることを認識し更新を決定した
  • コンサルタントと施行業者にそれぞれ工事説明会を開いてもらった
    <排水管更新工事>
  • 大規模修繕工事とは別に独立して実施した
  • 排水管の材質は白ガス管で経年劣化が進み更新時期となっていた
  • ユーティリティー部の排水管は下階天井裏に設置されているため、漏水事故が発生したとき下階の住民から点検を拒否されたことがあり、住民が問題点を認識していた
  • 専用部ではあるが共用部扱いとし、管理組合の費用ですべての工事を行ったため、合意形成も工事もスムースに進行した
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成21年     電気幹線改修工事実施
    平成24年〜 25年   給水改善工事実施
    平成25年     給湯管更新工事実施
    平成25年     排水管更新工事実施
    業者選定
    改修施工業者

    設計・施工
    改修施工業者
     
    << BACK NEXT >>
    マンション再生協議会