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<11年かけて様々な改修工事を行い再生した事例>
事例番号 B−014
工事対象 耐久性 耐用性 環境・省エネルギー性 耐震性 防災性 高齢者対応 その他
   
工事内容 給水管改修工事
  • 耐久性 耐用性 屋上高架水槽方式から直結増圧方式への変更
        高架水槽、既設ポンプ撤去、増圧ポンプ設置
        給水管更新、専有部内給水管露出施工
  • 耐震性 高架水槽撤去
    階段・屋外スロープ手摺設置工事
  • 高齢者対応 階段室の中央壁に沿って全階手摺を設置、屋外からの出入口のスロープに手摺を設置
    カメラ付ドア
    フォン設置工事
  • その他 従来の玄関ブザーからカメラ付きドアフォンに改修
    アスファルト
    改修工事
  • 耐久性 耐用性 外構のアスファルト舗装の劣化に伴う全面的張替え
  • 高齢者対応 車椅子、補助車利用者の通行の改善、出入口スロープを鋲から滑り止めに変更
    工事費 給水管改修工事 約23,536千円 工事期間 3ヶ月
    階段・屋外スロープ手摺設置工事  約1,129千円 工事期間 3回 計9日
    カメラ付ドア
    フォン設置工事
       約948千円 工事期間 2日
    アスファルト
    改修工事
     約6,636千円 工事期間 2ヶ月
    実施時期
    給水管改修工事 平成14年(2002年)3月〜5月 実施時築後年数 32年
    階段・屋外スロープ手摺設置工事 平成20年(2008年)、平成22年(2010年)、平成23年(2011年) 実施時築後年数 38年〜41年
    カメラ付ドア
    フォン設置工事
    平成22年(2010年)9月、10月 実施時築後年数 40年
    アスファルト
    改修工事
    平成25年(2013年)8月〜10月 実施時築後年数 43年
    所在地
    建物の概要
    建築時期 昭和45年(1970年)竣工
    階数・棟数 地上4階建 2棟 戸数 40戸
    敷地面積 延床面積
    構造 壁式鉄筋コンクリート造
    その他 エレベーター無
    特徴
  • 各工事とも大規模修繕工事とは別に独立して行った
    <給水管改修工事>
  • 直結増圧方式に変更することで高置水槽の法定点検、清掃等が省略され、安定した給水が可能になった
  • 施工に際し、工事日の在宅、一時的に断水、ガス停止となること、住戸内の給水管が露出となること等を住民に説明し理解を得た
  • 施工業業者との事前打ち合わせを住民説明会までに計20回以上行った
    <階段・屋外スロープ手摺設置工事>
  • 高齢者や身体障害の方々が増え、階段やエントランスのスロープの手摺の必要性が具体化し、定期総会で設置の説明をしたが、賛成者が多く合意は得やすかった
  • 階段室、1号棟出入口、2号棟出入口と3回に分けて実施した
  • 市の助成制度を活用したかったが、助成金の額、次期、手続き等が不明で実行できなかった
    <カメラ付ドアフォン設置工事>
  • 高齢な単身者が2割となり、外部からのセールス等に対し従来の玄関ブザーでは安全性に不安があるため、カメラ付ドアフォンへの改修を決めた
  • すでにカメラ付ドアフォンに取り換えていた3戸については要した工事費の半分を支払った
    <アスファルト改修工事>
  • 1970年以来、部分補修は行ってきたが、舗装部分のへこみや水たまり、木の根によるめくれ等が多く発生したため全面補修を行った
  • 工事業者の施工済団地も見学し、工事期間中の仮設駐車場の確保や、ゴミ収集車・介護車両の誘導などの対策をきめ細かく行った
  • 今後増加が見込まれる車椅子や補助車利用者の利便性向上や駐車スペースの改善等を、数年前から総会報告書に記載し説明した
  • 駐輪場の舗装も同時に張り替えた
  • 芝生部分の仮駐車場に鉄板を敷くかどうか検討したが、ロープでの区割りとし、芝生を枯らすことを防いだ
    活用助成制度
  • なし
    経緯
    平成14年     給水管改修工事の実施
    平成20年〜 23年   階段・屋外スロープ手摺設置工事の実施
    平成22年     カメラ付ドアフォン設置工事の実施
    平成25年     アスファルト改修工事の実施
    業者選定
    改修施工業者

    相見積り(スロープ手摺の一部の少額工事は業者指定)

    設計・施工
    改修施工業者
     
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    マンション再生協議会